人は自分自身が経験したこと、学んだことから、 物事を考え判断します。
逆に言うと、経験していないことや、学んでいないことは、 存在しないことと一緒なのです。
例えば、進学に悩んだ際に親や教師に相談をすると思います。
ITを勉強したいけど、どうすればいいのか。
親は大学に行くよう勧め、教師も同じように勧めます。
なぜなら、親も教師も大学で学んだ経験しかないからです。
その時に、色々な経験をし、 色々な繋がりを持っている人に相談したとします。
すると、その方はこんなことを言います。
「ITの何を勉強したい?アプリを作りたいとかなら、 大学に行かず、
Aさんの所に行ってごらん、 最新のICTアプリの開発しているから、
バイトで行くと学ばせてくれるよ。
さらに、専門家に学びたいなら、 日本じゃなくアメリカの方が発展しているから、
アメリカのB教授を紹介するから、メールをしてみたら?
最新の研究を教えてくれるよ。
君は何をしたい?」
いきなり、 自分が学びたいと思ったゴール付近のことを紹介してくれて、
大学と大学院6年間分の体験を1年で学べそうな環境を教えてくれ ることもあります。
ここで重要なことは、 人は自分の知っている範囲でしか物事を考えられません。
そのため、どんどんと知っている範囲を広げると良いです。
では、知っている範囲を広げるにはどうすればいいでしょうか。
一番は、人に会うことですね。
色々な経験をして、多くの人に合っている人は、選択肢も幅広く、
自由に考え行動することができます。
今は人同士のつながりが持ちにくく、さらには在宅に慣れると
人と会うことすら面倒に思うこともあります。
ただ、人に会い刺激を受けるとワクワクすることもあります。
もし、停滞感を感じているなら、 人に会うという行動をしても良いかもしれません。
そんなことを感じる今日この頃です。