感情をため込んで、ため込んで
抱え込み過ぎると、しんどくなってしまいます。
それは、悲しい感情や苦しい感情はもちろんですが、
明るい感情や、嬉しい感情をため込むことも
同じようにしんどくなることがあります。
例えば、オタクと呼ばれるような、マニアックな好きな物があったとします。
その好きな物や趣味を、共有できる人がいれば非常に嬉しいです。
しかし、それを共有することができず、
黙って抱え込んで、一人で楽しむだけでは、時にしんどくなってしまいます。
感情は、風船に溜まる空気のようなものかもしれません。
ため込めばため込むほど、風船はパンパンに膨れ上がり、
ある時、爆発してしまうような、そんな感じでしょうか。
その為、悲しい感情や苦しい感情も、もちろんですが、
明るい感情や、嬉しい感情も、吐き出す場所や、
開放できる場所が必要だと思います。
だからこそ、山の中で叫ぶ人や、海に向かって叫ぶ人がいるのかもしれません。
もしくは穴の中に向かって、思う存分、叫びたくなるのかもしれません。
カウンセリングは守秘義務があるからこそ、
様々な思いを自由に吐き出してもらって大丈夫です。
その為、今までも様々な悩みを聞くこともあれば、
様々な性癖であったり、変わった趣味を伺うこともあります。
1時間、好きな物を語ってもらい、ひたすら私は感心しながら聞くこともあります。
どうか、あなたの感情を抱え込み過ぎず、ため込み過ぎず、
時に全て吐き出して、スッキリさわやかな気持ちになっていきましょう。
そんな風に思います。