本日は即位礼正殿の儀で、祝日でした。
テレビ中継や、お言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。
私は私用があり、聞くことは叶いませんでしたが、
ニュースでは拝見し、代々続く天皇家の新たな天皇が即位したと
感慨深い気持ちになります。
その中でも、特に私が引き込まれたのは、
ニュースの中で、昨今の災害に関することを天皇は気になされているということです。
代々、天皇家はただ、天皇として即しているだけではなく、
学問も非常に優秀です。
平成の天皇である明仁天皇は魚類学者であり、自ら研究し記した論文もあります。
論文と聞くと、卒業論文を経験している方は、へ~とあまり関心が無いかもしれませんが、
世界的な学会誌であるScience誌に掲載されているので、
本格的な研究を行い論文をしたためているので、非常に優秀な学者でもあります。
そして、令和天皇である徳仁天皇は、歴史学を先行していますが、
その中でも治水学を学んでおり、昨今の異常気象による洪水などに関しても研究し、
サミットや世界水フォーラムなどでも言及をされているようです。
温暖化により異常気象が発生し、昨年・今年と非常に水害がありました。
今年もまだ終わっておらず、今も台風が近づいています。
来年以降もこのような状態が続くようであれば、
従来の治水では水害を防ぐことができず、新たな治水学を開発する必要があるかもしれません。
そのような事を懸念され、お言葉として、
日本国民を心配なさってくださっているのだと知りました。
勿論、私はお会いしたことも、お見掛けしたこともありません。
ただ、少なくとも、この世の中で、私たち日本人が生きていくことを、
天皇という日本の象徴である方が、心配して下さり幸せを祈ってくれる、
味方でいて下さるというだけで少し心強いかなと思います。
そのような事を本日の即位礼正殿の儀、
そして、お言葉から感じました。