最近の中学校では、お昼休憩が15分だけの所や、
私語をせず前を向いて食べる所があるそうです。
理由としては、勉強時間・自習時間を確保することで、
全国統一テストによる結果が教師の評価に直結していて、
担当する生徒が良い成績を出せば自分の評価が良くなり、
悪いと叱責されるので担当の生徒に勉強を強いることもあるようです。
もちろん、全ての学校・教師がそのようにしている訳ではありませんが、
実際に一部の学校・教師は学生に休憩時間も含めて勉強を強いているところがあります。
話は変わりますが、子供に英語を学んで欲しいというお母さんが
著名な教育者にどのようにすれば英語を学ぶか相談をしたそうです。
回答としては、両親が日常的に英語を学び話すことだそうです。
両親が英語を話していると、自然と子供も英語を話し学んでいくということです。
そして、同じく、学生の周囲の大人たちが生き生きと生活をしていて、
勉強はすごく楽しかった、分からないことが分かるようになることは楽しいと言っていると、
子供達も自然と勉強するのかなと思いました。
スマホを置いて、仕事の残業も切り上げて家に帰って
子供と一緒に子供の勉強を考えたり
子供が学んだことを食卓で一生懸命に聞いていくと、
自然と学ぶ姿勢が身につくのかなと考えています。
それらを大人が取り組まず、
今後は勉強が必要だから、努力が必要だからと
子供達に自分たちの子供時代以上に努力を強いるのは少しおかしいのではと感じました。
もちろん、これは勉強だけではなく
年金や高齢化社会などの社会問題も同じように感じています。
若者に色々なものを押し付けると、
若者は将来に対して希望を持つことができにくくなり、
無気力になります。
今の若者の状況を聞くと、
車を買うことも、結婚をすることも、家を買うことも
全てに対して悲観的になる気持ちも非常に理解ができます。
そのことを理解せず、最近の若者は元気がない、
意欲がない、夢がないと安易に言ってしまうのは、どうかと思ってしまいます。
若者に押し付けず、自分の宿題は自分たちで解決する
そのような気持ちで目の前の問題にも少しずつ取り組んでいきたいと思います。
まずはこのストレス社会に対して、多くの心の問題を抱える方に対して、
少しずつでもサポートできるように心掛けたいと思います。