先日、滅多に見れない場面に出会いました。
水族館に友人の子供と一緒に行った時に、
イワシやタイ、エイやサメなど様々な魚が泳いでいる
大きな水槽で綺麗なイワシの魚群を見ている時のことです。
その魚群から一匹のイワシがはぐれて、ちょこちょこと泳ぎだしました。
すると少し大きめの魚がそのイワシを真正面から咥えてしまいました。
直ぐにイワシは逃げましたが、その後、別の魚にお腹をかじられてしまい
弱ってしまってフラフラになってしまいました。
数分後には力尽きて水槽の下に落ちてしまいました。
友人と一緒に何とも言えない雰囲気でいると、
そのすぐ後にサメが来て、イワシを丸呑みしてしまいました。
驚きのあまり、苦笑いをしてしまいました。
ただ、よくよく考えると、綺麗な水族館だから
目の前で泳ぐ魚が別の魚に食べられる風景に驚きましたが、
川の中や海の中では頻繁に起こる弱肉強食の自然の摂理なんだと思いました。
普段、私たちの人生では弱肉強食をはっきりと目のあたりにすることはありません。
綺麗に整理されて、便利になっているものが多いと思います。
お肉は調理されており、魚も生きてはおらず、すぐに調理できる準備が出来ています。
でも、それらも元々は生きているのだと思いました。
本当に驚きましたが、良い勉強になりました。
私たちはつい将来のことや、周囲にどう思われているのかなど
気にしてもしょうがないこと、考えてもしょうがないことで悩んでしまうことも多いと思います。
でも、泳いでいたイワシのように、急に事故にあったり、
災害にあってしまうかもしれません。
それであれば、今日一日、明日一日を思う存分生きるのも大切なんだろうなと思いました。
私はまだ大きな生き物に食べられてはいません。
生きていて、色々な事ができます。
それを有り難く思って、今日一日を過ごしたいと思いました。