この時期に外を歩いていると、若い女性が袴姿で楽しそうに話している姿を見かけます。
そうすると、卒業の季節かと思います。
男性はスーツ姿なので、すぐには分かりませんが、
笑顔の若い男性の方を見ると、同じく卒業かなと思います。
私は心理カウンセラー以外にキャリアコンサルタントでもあるため、
大学を卒業して、社会に出る方を見ると、
様々な相談してきた方の顔が思い浮かびます。
元気にされていますでしょうか。
私が卒業したのは2005年なので、既に13年も経っています。
しかし、今でも卒業式のことは思い出します。
大学時代の仲間と別れることの寂しさ、
社会に出てもきっと活躍するんだろうという楽観的に考えていました。
今、スーツ姿や袴姿で、創業式に向かっている学生はどのような気分でいるのでしょうか。
あと10日も経てば社会人になるので、不安を感じているのでしょうか。
それとも、13年前の私のように社会に出てきっと活躍するんだろうという
前向きな気持でいるのでしょうか。
そんなことを考えていました。
今後、社会に出た時には、嬉しいことも悲しいことも大変なことも、
沢山起こると思います。
ただ、そのような様々な経験を乗り越えて、人は成長することができます。
しかし、大変で誰かに話が聞いてほしい、愚痴を聞いてほしい時には、
無理せず、吐き出して、溜め込まないで頂きたいと思います。
卒業式では、大学や高校を卒業するだけではなく、
学生という学ぶ立場を卒業して、今後は仕事という生み出す立場に、生産する立場になります。
その立場の変化で、色々と戸惑うことも多いと思います。
その戸惑いも、初めは大きいですが、少しずつ慣れていきます。
しかし、なかなか慣れない時には、助けてくれる方が周囲にはたくさんいると思います。
無理せず、声を掛けて頂ければと思います。
そんな風に卒業する若者を見て感じました。
こんな事を思うだけでも私は年を取ったなと感じる今日この頃です。