平穏に過ごせる事が当たり前の時には、非常に退屈な日々と感じるかもしれません。
ただ、一転して病気や怪我で出来ていた事ができなくなったり、傍にいた人が居なくなったり、
今までの平穏を失った瞬間に平穏が幸せだったと気付く事は、
当たり前のように皆様、知っています。
なのに、平穏に対して退屈になり、刺激が欲しくなってしまいます。
平穏に過ごせるという事は、幸せだけど退屈な事です。
その為、刺激が欲しくて取り返しのつかない事をしてしまう人もいます。
それは、傍からみると、なんて馬鹿な事をしているんだろう、自業自得だ、と思われるかもしれません。
ただ、本人にしては長い平穏があまりに退屈すぎて、少しの刺激が欲しくて始めてしまい、
その刺激が心地よくなっている内に、大きな刺激になってしまい、
大きな後悔に繋がってしまっているという事が多いです。
そのような話をカウンセリングの中でお話される方もいます。
カウンセリングの場面で私を通して過去の事に懺悔をする方もいれば、
後悔の気持ちに囚われてしまっている所から、後悔はするけれども前に向けるように
変化をしていく方もいます。
そのような方々は、全員、平穏な事が幸せだったと噛み締めています。
ただ、一方で、今も少しの平穏があるのに、また同じように自ら平穏を崩してしまう人もいます。
人は弱い生き物だと思います。
私も弱い生き物だと自覚しています。
平穏に退屈を感じる事もあります。刺激が欲しくなる事もあります。
その際には、平穏が幸せだという事を忘れていないか?と問い掛けます。
本当に、今ある幸せを手放しても掴み取りたい刺激なのか?と自問します。
そして、平穏な中で安易な刺激に手を伸ばすのではなく、将来の大きな夢の為に
力を蓄えなくて大丈夫なのか?と発破を掛けています。
ただ、これだけ自問しても、安易な刺激に手を伸ばしたくなる時があります。
本当に弱い生き物です。
そんな時には、周りに弱い自分をさらけ出し、相談する事で、
今、自分にとって本当に大切な物は何かを見つめ直しています。
その結果か、前を向いて少しずつではありますが、歩めているように感じます。
皆さんは平穏な生活が送れていますか?平穏な事に幸せを感じているでしょうか?
平穏な事が自分にとって、幸せな事なのか、不幸な事か、もしくは幸せである事を忘れているだけなのか、
振り返る事は出来ますでしょうか。
どうか、後悔してからカウンセリングに来るのではなく、
カウンセリングをして後悔せずに自分にとって大切な物が何か振り返って貰える様にして頂ければと思います。
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Adela Wynter (月曜日, 23 1月 2017 10:03)
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