明日はひな祭りですね。
女の子のお子さんがいるご家庭では、既に雛人形を飾られているのでしょうか。
私は兄弟が多く姉も妹もいた為、雛人形が飾られていました。
小さい頃から落ち着きの無い子どもだった為、
ひな壇に上がったり、お内裏様の刀で遊び、道具を壊してしまった事もあります。
今から考えると非常に勿体無い事をしていました。
そんな雛人形もひな祭りが終わった翌日には片付けられていました。
理由は女の子の結婚が遅れるという事を言われていたと思います。
残念ながら、早くに片付けても、まだ姉も結婚はしていませんが、
親として出来るだけの努力はしていのだと思います。
さて、そのような片付けの理由ですが、この話が出来たのは、
どうも最近できた話のようで大正時代にはこのような話は無かったようです。
諸説では平安時代に雛人形があったようなので、
この迷信は随分と新しくできたようです。
この説も梅雨が来るまでに片付けないとカビが生えるからできたという説や
雛人形を片付けもせず、だらしなく過ごしているような人は
嫁の貰い手がいないという説もあると伺い、面白いなと感じました。
人の迷信は、発端は躾けや子どもへのちょっとした戒めかもしれませんが、
それが年月を積み重ねると、破ってはいけない迷信のようになってきます。
どんどんと時代の移り変わりが激しくなると迷信も少しずつ薄れるようですが、
それでも様々な迷信はまだまだ根強く残っています。
カウンセリングの中でもびっくりするような迷信を信じている方もいます。
ひな祭りのような、祭りをしっかりと行なえば、
女の子は健やかに成長していくというような良い迷信は信じて、
悪い迷信は信じなければ良いと思うのですが、
残念ながら迷信には取捨選択は無いようなので、
間違った迷信を信じている方が多いのです。
びっくりする事として、性格は変えられないと信じ込んでいる事が多いのですが、性格は変えられます。
例えば、落ち着きの全く無い子どもも、きちんと話を聞き、相手が納得できるように叱り、
心に平穏が宿るように接すると落ち着いた子どもになる事も多いです。
これも一つの迷信ですね。
自分にとって、最も信じたい迷信を信じて、信じたくない迷信は、迷信だと笑えば良いと思います。
明日はひな祭り、このお祭りを行なえば女の子は元気に成長すると信じてお祝いしてみて下さい。
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Teofila Needleman (水曜日, 01 2月 2017 03:02)
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