「バンドワゴン効果」というモノがあります。
勝ち馬に乗る効果で、
大多数に支持されているモノを自分も支持するコトで
少数派にならないようにしようという心理のコトです。
認知バイアスという、
本来の自分の考え方ではなく、
状況や場面によって認知という自分の思考のクセが
歪められた状態の一種にバンドワゴンが位置されています。
人はその場の雰囲気や空気を敏感に読み取って、
合わせてしまいます。
例えば集団ヒステリーも、個人でいる場合は
ヒステリーにならない状態であっても、
周りの人が次々に倒れると
自分にもおかしい状況が起こっているのではと思います。
海外でも集団での暴動は、
初めの数人は自分の意思で参加した人かもしれませんが、
その後から参加した人は、自分の意思というより
「楽しそう」や「大人数に乗っかろう」や「考えなくて楽」
などの歪められた思考で判断して、
参加し、参加した後は参加したという自分の決断を支持する為に、
より思考の罠に陥ってしまうのです。
とある事で、いじめ問題に触れる事がありました。
いじめ問題は子供だけではなく、大人の中でもあります。
職場間のいじめも、学校内のように根深く感じます。
いじめの中には、バンドワゴン効果のような
大多数に乗っかり考えない思考が奥底にあるかもしれません。
個人個人できちんと考えれば、
本来は起こらない事も起こってしまいます。
考える事は放棄せず、考えていきましょう。
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