障害者雇用が増えていっているそうですが、
その中で、精神障害・知的障害の雇用は
身体障害者に比べ、3分の1から4分の1と
まだまだ少ない状況です。
背景には雇用が少ない、受け入れ態勢が万全ではない、
等の問題もあると思いますが、
その内の一つに
「分からないから受け入れれるかどうか不安がある。
だから受け入れない」という事もあるのではと思っています。
勿論、これは雇う側を責めている訳ではありません。
未知の事に対する不安は人間ならあります。
だからこそ、過去に失敗している事でも、
それ以外の方法をとったらさらに失敗をするんじゃないかと考え、
同じ失敗を延々と繰り返す人もいるくらいです。
さらには、分からない状況で無理に雇った時に問題が起こっても
雇う側・雇われる側の双方に不利益が生じます。
むしろ、ここでの問題は分からない事を分からないままに
放置している状況です。
精神障害・知的障害の分からない事を教える環境を作る。
それぞれの障害を障害ではなく、個性という考え方で見れるような教育を行い、
除外するのではなく共存する関係を作る。
障害の中にも様々な状態があり、会って話を聞いてみないと分からない
という段階まで雇う側の認識を上げていって頂きたいと思います。
私の実感では精神障害・知的障害の方が増えていっているような気がします。
むしろ昔からあったのが、ただ表に出てきただけかもしれません。
もしかすると私たちの家族、兄弟、友人にそのような方がいるかもしれません。
それをお互いに受け入れれるようになっていきたいと思います。
コメントをお書きください
sakura (金曜日, 23 12月 2011 17:46)
そうできたら、ホントに素晴らしいですね。
その為には、そういった障害者の方の事をもっと社会に伝えて行って、その人たちの個性を社会に分かってもらう必要がありますね。まだまだ偏見が多く大変難しいことだとは思いますが、そんな社会になる事を私も望みますし、少しでも受け入れてもらえるように身近なところから訴えていきたいと思います。
中村健三郎 (土曜日, 24 12月 2011 08:12)
sakuraさん
コメントありがとうございます。
分からないから受け入れられない事が一番の問題の様な気がします。
ですので、sakuraさんの様に身近なところから訴えていき、
少しずつ分かって貰う必要があると思います。
何年掛かるか分かりませんが、それぞれの特徴を活かせる
社会が来る日まで、伝えていきたいです。